文系おじさんとして、このブログをはじめた理由の一つに、「本を読むことで、本を買う」ことは出来ないか、という目標がありました。
わたしにとって、読書は、職業的にも、趣味としても、生活の中になくてはならないものなのですが、本を買うのは、もちろん自分のポケットマネーです。読書量は、月におよそ10〜15冊、本の購入は、20冊ほどになります。薄給のわたしにとって、この出費は、もちろん痛い、痛すぎるものですが、本を読むことは、止めるわけにはいかないのです。
図書館で借りる、という選択肢もありますが、書き込むこと、資料として後々使う可能性を考えると、やはり、重要だと思える本は、出来るだけ購入したいのです。
収入が減ってしまった現在では、趣味の読書の方は、某中古本販売店の棚に並ぶものとなりました。これからは、読む本の量も減らしていこう、そう思いました。
本と自分のおサイフのバランスを考える生活を続けていく中、わたしは、本を読むことに虚しさを覚えるようになってしまっていました。
その頃、一つ考えたことがあります。なぜ、わたしの読書は、お金にならないのか。わたしは、いわゆるビジネスマンではないので、ビジネス書の類は読みませんので、収入が増えない、とか、そういう悩みではありません。
本を読むことの、より直接的な結果として、本を買うことができたらいいな、と考えたのです。
ブログを初めて、早半年、書いてきた記事も100を超え、少しずつですがアクセス数も増えてきました。そのおかげで、少しずつ、紹介したアマゾンの本を購入していただけるようにもなりました。
自分のオススメした本が、誰かの手にとってもらえることは、とても嬉しく、達成感があるものだと知りました。このブログで、紹介している本は、わたし(と、共同運営者のキャロルさん)が、実際に読んで、面白いと思った本です。一冊たりとも、記事の為に読んでいないものを書いたことはありません。記事の量を増やそうと思った時、「そんな面白くない本でも、紹介した方がいいんじゃ」とも思いましたが、それだけは、やめようと心に決め、少しずつですが、記事を書いてきました。
smartnewsなどの、インターネットのニュースサイトにも取り上げてもらうこともできました。
そして、今日、はじめて、貯まったアマゾンのギフト券で、本を購入することができました。
購入した本は、以下の2冊です。
以前は、一万円する本も、ポンと買ってしまう人間だったのですが、家族も増え、収入も減った現在では、3000円する本は、尻込みしてしまいます。その背中を押してもらった、本当に感謝しています。
これからも、心からオススメしたい本を紹介していきたいと思います。
今日買った本も、紹介できたらな、と思う今日この頃です。