オニテンの読書会

文化・民俗や、オススメ本の紹介、思ったことも書きます。

やりなおし英語では、すぐに英会話学校に行かないで!!

  わたしは、20代後半から英語の勉強をやり直し、3年後に英検1級を取ることができました。それにより、ドイツやシンガポールなど、ハーバード大学やオックスフォード大学で博士号をとっているような世界的なエリート達と出会い、交流することができるようになりました。まだまだ、英語は下手で、勉強中ですが、英語勉強して良かった、と思う今日この頃です。

 

 そのな経験の中で、わたしが感じたことを書いていきたいと思います。

【目次】

 

 

 

すぐに、英会話学校や海外に行かない方がいい。

 大人になって、「英語をやりなおそう!」と考える方の中には、すぐに英会話学校に行った方が良いと思ってらっしゃる方も多いのではないでしょうか。しかし、わたしは全くおすすめしません。それは、英会話学校が無駄だということではありません。

 「一ヶ月、二ヶ月待ってください」、と言いたいのです。

 英会話学校や、海外の語学学校にすぐに行かず、一ヶ月だけでも良いので、中学3年生や高校1年生レベルの教科書を音読、1500単語レベルを暗記した方が良いと思います。いわゆるサバイバル英語ができるレベルになります。逆に言えば、海外旅行で、買い物や食を楽しみたい、という方はこのレベルで十分である、ともいえるでしょう。

 このレベルでは、人に教わるよりも、圧倒的に独学の方が、効率的です。特に、基本的な時制や、受け身といった文法が含まれているので、日常会話レベルの文法はある程度網羅できます。

 また、教科書でわからない単語や、文法があったら必ず、文法書や辞書で確認してください。

 覚えた表現は、独り言でぶつぶついうと、会話でもすぐに出てくるようになるので、口に出すことも忘れずに。

 

文法は、表現

 よく、文法はいらない、とか、文法は大切だ、という両極端な意見が見られますが、知らないよりは知っている方が良いと思います。

 なぜなら、文法は表現であるからです。文法の学習が必要であると感じるのは、本格的に英作文や英会話に取り組み始めたときに痛感することになります。

 過去形を知らなければ、過去を表現することができないのです。難しい文法も同じです。その文法が存在するのは、あるモノゴトを的確に表現するためなのです。

 文法は、わたし達が表現したいと思う感覚や事例の数だけ存在しますので、その都度確認する方が良いと思います。

 

読みが重要ー精読の速読化ー

 リスニングも重要ですが、リーディングはそれ以上に大切であると思います。まず、読んでも理解できないものは、聞いても理解できないと思います。

 まず、読解力をつけてから、耳を慣らす。という段階を踏んだ方が良いかと思います。また、知らない単語は聞き取ることができません。その意味でも、できるだけ読む習慣をつけ、英文のリズムや単語になれることが良いと思います。

 そして、できるだけしっかりと読んでいただきたいと思います。わかったつもりよりも、どれだけ理解できるかを念頭に置いて読んでいった方が、その英語が体に残るように感じます。

 しっかりと、文法や単語を理解できた英語は音読する、この習慣をつけるだけで、間違いなく英検で言えば準一級は、独学で合格できると思います。

 慣れてくると、精読しているつもりでも、かなり速く読めるようになっていることに気づきます。

 

わたしが、読んだのは、以下のペーパーバックです。ほぼ、すべての単語の意味を調べ、文法も確認しました。また、この本のオーディオブックを買い、聴き込みました。どちらも、わかりやすく、心に響く素敵な本です。

 

How Starbucks Saved My Life: A Son of Privilege Learns to Live Like Everyone Else

How Starbucks Saved My Life: A Son of Privilege Learns to Live Like Everyone Else

 
Tuesdays with Morrie: An Old Man, a Young Man, and Life's Greatest Lesson

Tuesdays with Morrie: An Old Man, a Young Man, and Life's Greatest Lesson

 

 

 

単語は、できるだけ知っている方がいい。

 わたしが英検1級を受けるために、英単語を勉強しているとき、「こんな難しい単語、だれが使っているんだよ!!」と怒り狂ったのを覚えていますが、使っています。知識層は当たり前のように使っています。日本語と同じです。

 スタンフォード大学の先生と、カフェで会話していたときに、英検1級で勉強した単語を連発された時は、『まるで進研ゼミのマンガ』のように、「あっ、これ、テキストで出たところだ!」となりました。やっててよかったボキャビルです。

 今年、ノーベル賞をとったカズオ・イシグロのインタビューを聞いていたら、英検1級レベルの単語が出てきたので、15000単語レベルは当たり前なんだと思ったほうがよいのではないでしょうか。

 ちなみにですが、カズオ・イシグロの小説で、英語がわかりやすく、かつオーディオブックも聴きやすかったのが、これです!! 短編集なので、心が折れにくいですよ!!

Nocturnes: Five Stories of Music and Nightfall

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  • 作者: Kazuo Ishiguro
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英語を勉強して良かったこと ーバス停や、バーでの出会いー

  英語について、最近ツイッターで、「英語なんか、通訳を雇えばいい」という方がいましたが、バーやトイレ、ベッドに通訳を連れて行くつもりなのかな、と思いました。というのも、やっぱり英語はコミュニケーションツールなんだということです。

 つい最近の話ですが、インドネシアのとある大学で、講演する機会がありました。薄給の身ですが、その地方で一番高級なホテルに格安で泊まれるプランを発見し宿泊、気も大きくなって、生まれて初めて高級ホテルのバーやラウンジに行ってみました!店に入ってみると、客はわたししかおらず、バーテンダーさんと、とても美人な女性支配人がわたしの席の前に立ち、話しかけてくれました。はじめてのバーで緊張していましたが、「大人の階段を一歩のぼろう!」と、2人と会話をすることにしました。

 いろいろ話をしているうちに、「君は、なんで日本人なのに英語が話せるのか」と言われました。正直、日本人として悔しかったですが、やはり日本人の宿泊客はシャイで、話すとしてもYESやNOくらいなものだそうです。

 バーで会話を楽しみながら飲んでいると、生バンドでの演奏がはじまり、サザンオールスターズの「TSUNAMI」が、流れてきました。「これ、日本の歌だよ」というと、「スマトラ津波を歌か」とバーテンダーさんに聞かれました。「いやいや、恋の辛さを津波にたとえているのさ」と、めちゃくちゃな英語とジェスチャーで説明すると、美人な女性支配人が元歌手だったそうで、1曲インドネシアの歌を歌ってくれました。気づいてみれば、1時間も三人で話しています。「これは、とんでもない額とられるのでは」と戦々恐々と、お会計をすると、日本円で2500円。最高のサービスでした。

 これも、英語勉強してなかったら、出来なかったことだなぁと思います。

 この他にも、ドイツでカトリックの布教をしているおばあさんに絡まれ、仏教と神道を擁護してみたり、トルコのバス停で地元の人にナイトクラブの遊び方を教わったり、イギリス人のBABYMETALファンと一緒に酒を飲んだりと、いろいろありますが、会話ができるということは、それだけ人と触れ合う機会が増えるということなので、刺激が増え、世界の人々を身近に感じることができるのです。

 

読んでよかった本

 今回の記事では、英語の学習について、考えていることを書いてみました。わたしも、まだまだ、英語は下手ですが、これからも精進していきたいと思います。

 最後に、わたしが座右の書としている本を紹介させていただきます。

國弘流英語の話しかた

國弘流英語の話しかた

 

  辛くなったときに、これを読むと、不思議とやる気になります。只管音読という、シンプルかつ効率的な学習をまとめたものです。

 

英語達人塾 極めるための独習法指南 (中公新書)

英語達人塾 極めるための独習法指南 (中公新書)

 

  これも、やる気になる本です。自分の今の学習段階がわからなくなったときに、この本に立ち返ります!

 

 英語の勉強、一緒に頑張りましょう!!!