オニテンの読書会

文化・民俗や、オススメ本の紹介、思ったことも書きます。

出来れば、今日の朝、死にたかった。

「恥の多い生涯を送ってきました。」と言えば、かっこいいのですが、わたしは人生振り返るたびに、本当に良い人生だったと思って生きてきました。 しかし、考えてみると、人生のほとんどが、苦痛の日々であったのです。 よく「小学生に戻りたい」とか、言い…

いのちとは、何か? 卵子凍結から始まる物語 台湾映画『My Egg Boy(我的蛋男情人)』のご紹介

台湾の異色ラブコメディ『My Egg Boy』(2016)(中国語タイトル:『我的蛋男情人』)をご存知でしょうか!? このドラマは、トレンディ+ファンタジー系のラブコメで、映像が非常に綺麗でロマンチックで、主役の役者さんもいうまでもなく美男美女です。ただ…

就活の珍問「桃太郎の中で、誰をハズすべきか」を、真面目に考えてみる。

6月も中旬になり、就職活動をすでに終えた大学生も多くなってきましたね。先日、就活を終えたばかりの大学生に、突然、相談をされました。 大学生「タカギさんだったら、面接でこの問題、なんて答えますか?」 わたし「どんな問題だい?」(ワクワク) 大学…

本を読まないとは、どういう状態か?  レイ・ブラッドペリ『華氏451度』、ショーペンハウアー『読書について』などから考える。

若者の活字離れが叫ばれて、久しく、大学生が本を読まなくなったと聞いても、別段驚くことではないと思ってしまいます。 今回の記事では、「本を読まない」という状態を考えてみたいと思います。 【目次】 本を読むことを禁止された世界では、テレビ画面が大…

女性の運命を翻弄する真っ赤な提灯 中国映画『紅夢』をご紹介

最近バチェラー・ジャパンを視聴しました。今は前半しか見ていませんが、何となく「ローズセレモニー」というシステムが非常に気になり、思わず昔見たことのある中国映画、『紅夢』のことを思い出しました。 『紅夢』(原題:大紅灯笼高高挂=真っ赤な提灯を…

ブログを始めて4ヶ月 14000pv突破と、ニュースサイトの掲載

ブログを始めて4ヶ月が経ちました。今回の記事では、2017年5月のブログ運営についてご報告いたします。 4ヶ月目(2017年5月)のブログ運営は、多くの変化がありました。インターネットのニュースサイトに記事が取り上げられるようになったり、10,000pvを…

文学部で学ぶということ。

わたしのような人間が「文学部」というものを語る資格があるのかわかりませんが、消えゆく文系学部に属していた人間として、そして文学部という魔窟に10年もいた人間として、少し書きたいと思います。これから文学部に進学しようか迷っている高校生や、進路…

わたしに、文学部進学を決心させた本たち。 高校時代に出会った7冊をご紹介!

現在、文学部不要論が唱えられています。文系学部は、縮小され、理系学部が拡充されていくことになるのは、もう止められない、時代の流れなのだと思います。 同じような不要論を考えますと、部活不要論、そして結婚不要論まで、存在しています。「文学部がな…

わたしの読書習慣 時間がないあなたに「読書トーナメント」のススメ

わたしは、月に15〜20冊ほど本(学術書や小説)を購入します。積読もありますので、月の読書量は10冊程度になっています。 わたしは、速読ができないので、本を読む時間を特別に作らなければなりません。 20代中頃の2年間は、毎日1冊読むという荒行をしてい…

よみがえる伝承・都市伝説 常光徹『学校の怪談−口承文芸の研究〈1〉』 おすすめの本の紹介 & めざせ!妖怪検定!⑤

今回の記事では、一冊の本の内容を紹介していきたいと思います。 〈目次〉 「学校の怪談」を研究する めざせ!妖怪検定!! 「トイレの花子」や「口裂け女」のような、1980年代に一世風靡した都市伝説の背後には、急速的な社会変遷との関係性があります。し…

数学者によって作られたアニメがある。  サイモン・シン『数学者たちの楽園 「ザ・シンプソンズ」を作った天才たち』 おすすめ本の紹介です。

みなさん、数学は好きですか?わたしは、数学の才能は、からっきしなかったのですが、数学者についての本を読むのは大好きです。フェルマーの最終定理や、ポアンカレ予想などの難問に挑む数学者の姿に、胸がトキメキます。 今回、紹介する本は、挑戦する数学…

やさしい人類補完計画? 天才・湯浅政明監督作品『夜明け告げるルーのうた』

先日、湯浅政明監督作品『夜明け告げるルーのうた』を見てまいりました。 今回の記事では、この映画の感想を、そして考察を書きたいと思います。ですので、ネタバレをしてしまう箇所があるかもしれませんので、ご注意を。 【目次】 なくしたものは、海にある…

2022年、フランスにイスラム政権が発足!? 予言か、それとも、文学か。 ミシェル・ウェルベック『服従』 おすすめ本の紹介です。

2017年のフランス大統領選では、中道で無所属のマクロン氏が、極右政党・国民戦線のルペン氏を破り、フランス史上最年少の大統領が生まれました。今回のフランス大統領選の決選投票は、主要政党不在の異例の投票となりました。 2017年のフランス大統領選で浮…

「闇の中世」と、「光のルネサンス」は如何に作られたのか? ジャック・ル=ゴフ『時代区分は本当に必要か?』 おすすめ本の紹介です。

古代、中世、近代、そして現代と、歴史を区切った「時代区分」についての学術書をご紹介いたします。歴史書というよりは、「◯◯時代」と呼ばれる時代区分を作り出した歴史家の思想や、作り出された時代区分の影響について考察されている本です。ですので、少…

「思い出」を大切にできない人々。

わたしは、「思い出」を大切にできない。自分が薄情な人間なのか、と悩むこともあった。しかし、わたしのような人間も少ないくないのではなかろうか。 【目次】 思い出の品は、何処に消えた 連絡はとらない ノマドの家系ー定住しない家族ー 日々、終活ー最低…

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